記事は次のような悩みを持つ人におすすめだよ!
- 音楽理論を勉強したくなる!
- 単音弾きが全然できないなぁ….
- 楽譜を見なくてもすぐ曲を弾けるようになりたいなぁ
こんにちは、しろけけです。
ギターを弾いていて、こういった悩みありませんか??
「長年ギターを弾いているけどなかなか上達しない」
「ギターを始めたばかりで早く上手くなりたいけど、どういう練習をしたらいいかわからない」
「楽譜を見なくても弾けるようになりたいな」
例としてあげた3つの悩みは全て、昔の僕の悩みでした。
僕が一番悩んだのは、「長年弾いてるのに全然上達しない」ことでした。
ギター歴が4年目に突入する大学1年生の時に軽音サークルに入り、同期や先輩で僕より遥かに上手い人がたくさんいて絶望しました!
ですが、「負けたくない」「もっと上手くなりたい」と強く思うようになり、ひたすら練習しました。
その時にやっていた練習が、バッキングの練習です!
この練習により僕は、楽譜がなくて曲のコードがわかったり、単音弾きやカッティングなどギターの演奏スキルが全体的に向上しました。
⬇️ストロークが苦手な人はこちらもおすすめ!
バッキングとは?
そもそもバッキングとはなんでしょう?
バッキングとは、主旋律やソロをサポートし楽曲の魅力を最大限に引き出すための伴奏です。
つまり、主役(主旋律やギターのソロなど)を引き立たせるための脇役です。
「え?どうせギター弾くなら目立ちたいんだけど」
「脇役って言われると尚更、練習する気が失せるんだけど」
めちゃくちゃ気持ちわかります。
僕もギターを始めた時は早く上手くなってみんなにすごいところを見せたいと思って、難しいギターソロや有名なフレーズをひたすら練習していました。
もちろんこの練習が間違ってるわけではないのですが、
バッキングの練習も合わせて練習をしていると、そういったフレーズがどんどん弾けるように上達します
つまり、有名なフレーズや難しいフレーズだけ練習していても上達しないということです!
有名なフレーズや難しいフレーズだけ練習ではなく、バッキングの練習もプラスしよう!
バッキングの練習が重要な理由
さて、バッキングの練習をするとギターが上達すると説明しましたが、
どう上達するのかを、3つご紹介しようと思います!
①リズム感が良くなる
まずは、「リズム感の向上」です。
バッキング練習はリズム感を養うのに最適な練習です!
楽器を演奏する上で安定したリズムを保つことは非常に重要です。
コードやパワーコード中心で、曲に合わせてバッキング練習することでリズムを保とうと演奏します。
その練習によってリズム感が養われます!
リズム感がいいと、リズムに合わせたピッキングの仕方を理解しやすくなり、難しいギターフレーズやテンポが速い曲のカッティングがやりやすくなります。
頭で考えずに、直感でリズムに合わせたフレーズを弾いたり、カッティングをすることができます!
伴奏を担当するバッキングのリズムがあやふやですと、曲全体があやふやな感じになってしまいますので、
思っている以上にバッキングの存在は大きいと言えます。
②コード進行の理解が深まる
曲には必ずコード進行というものが存在します。
コードは曲の流れの中で、CやAmといったようにどんどん違うコードが出てきます。
曲の骨組みのようなものです。
そして曲の中には同じコード進行が何箇所も出てくることが多いです。(特にJ-POP)
とある曲のサビは4種類のコードを同じ順番で繰り返しているだけだったり
とある曲の前奏(イントロ)と間奏、後奏(アウトロ)は全く同じだったり、
とある曲は全て3種類のコードだけを繰り返しているだけだったり(ジャズでよくある)
バッキング練習をしていると、嫌でもこういったことに気づくようになります。
こういった気づきを意識しながら曲を弾いていくと、
「あ、サビはあのコード達の繰り返しだったな」「前奏と間奏は同じコード進行だったな」
と考えられるようになります。
こういったことを考えながら弾けるようになると、上達のスピードは段違いです!
さらにさまざまな曲を弾いていると、あることに気づきます。
「このコード進行、⚪︎⚪︎の曲と全く同じじゃない?」
コード進行にはいくつかパターンがあり、そのパターンをある程度知っていると、
楽譜を一回見ただけで、もしくは曲を聴いただけで、すぐその曲が弾けるようになります。
コード進行についてもっと詳しく知りたい!という方は僕がおすすめする本があります!
いちむらまさきさんという方が執筆された「コード進行を覚える方法」です!
リンクを貼っておきますのでぜひ興味があれば読んでみてください!
⬇️合わせて読みたい!!コードの成り立ちについて知りたい人におすすめ!
③総合的な演奏力が上がる
バッキングは曲の雰囲気を作り上げる重要な役割を担っています。
静かめな曲に対し、ジャカジャカ強くコードを弾いていたらどうでしょう?
雰囲気ぶち壊しです。
ハナミズキのバッキングでアコギがジャカジャカ弾いてるところを想像してみてください。
そもそも、私たちが落ち着いた曲だなぁ、激しい曲だなぁと感じるのは、曲の雰囲気をドラムと伴奏で表現しているからです。
このように伴奏は曲の雰囲気作りにとても重要です。
つまりバッキングの練習は、曲中に強弱(メリハリ)をつける練習になるのです。
ギターにおいて強弱をつける手段として有効なのがピッキングとストロークです。
ピッキングやストロークの強さを変えることで曲に雰囲気を与えることができます。
ですが、強さをコントロールするには適切なピッキング、ストロークをする必要がありますので下の記事も参考にしてみてください。
バッキング練習が重要な理由!
- リズム感がよくなる!
- 曲の展開を考えながら弾くことができるためコード進行の理解が深まる!
- ピッキングやストロークなどで曲にメリハリを与えることができ、総合的な演奏力が上がる!
効果的なバッキング練習法
さて、バッキング練習が非常に重要だということを前の章で熱く語らせてもらいました。
バッキングと言っても具体的に何を練習したらいいんだ!
バッキングの練習で最適なのは
「好きな曲をコードやパワーコードで曲の最後まで弾く」です!
リズム感を養うためにメトロノームで練習するのがおすすめという人がいますが、
ギター初・中級者にとって、正直言って楽しくないです。
好きな曲を弾いてた方が絶対に楽しいですし、続けやすいです。
なので練習法はこれ一択と考えていいでしょう。
僕がメトロノームを初めて使って練習したのはギターを始めて4年目くらいの時です。
最後に
どんなに重要性を理解しても、どんなに優れた練習法でも、
練習を継続しなければ効果が現れることはありません。
ですが毎日少しでも練習をすれば着実に上達はしていきます。
特にバッキングはリズム感やコードなど、基礎的な技術が多く含まれています。
バッキング練習を取り入れることで、リズム感の向上、コード進行の理解、総合的な演奏力の向上といった効果が見込めます。
間違いなく上達の鍵となってくるでしょう。
そこで是非、好きな曲をバッキングで弾いて練習をしてみてください!
上達するためにどうせ練習するなら、自分の好きな曲に取り組んで楽しく続けたいですよね!
今日はバッキングに焦点を当てて記事を書かせていただきました。
皆さんのギター上達のためにサポートしますので頑張ってください!
それではまた次の記事でお会いしましょう!
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